丹波篠山市の大芋地区を拠点に、特産品を使ったグルメ開発や文化振興のイベントを仕掛けるザ・よしこさん(47)が、新たな活動としてご当地アイドルのプロデュースを試みている。自身も携わる三線のクラブ活動から、地元の「ティーンズ」2人を発掘。16日のデカンショ祭でデビューした。新聞や交流サイト(SNS)といった広く見られる媒体には顔出ししないスタイルで、同市を中心に演奏活動を展開するという。(秋山亮太)
■「気持ち和らぐ音色届けたい」
ユニット名はずばりそのまま「三線ガールズ」。同市在住の13歳、「ふんぴろ」と「ひめちゃん」の2人が組んだ。3年の期限付きで活動する。未成年であることと、地域に足を運んで直接演奏を聴いて応援してもらいたいことから、広くは顔出ししない方針にした。