24日に閉幕した「豊岡演劇祭2023」で、豊岡市但東町の子どもたちが出演するオリジナル神楽「但東さいさい」が23、24の両日、久畑一宮神社(同町久畑)であった。地域住民を中心に多くの観客が集まり、子どもたちの力強い熱演を見守った。(丸山桃奈)
■住民ボランティアの支援広がる
京都市の劇団「烏丸ストロークロック」が2年かけて但東町に残る民話をもとに制作した。正しい道に導いてくれると言い伝えられる杉の木を目印に、両親を亡くした一人の青年が故郷を目指して長い旅をする物語だ。試演会を経て、豊岡演劇祭では2回目の上演となった。