サッカー女子のSOMPO・WEリーグ第1節最終日は神戸市須磨区のユニバー記念競技場で試合があり、シーズン初戦となった3季連続2位のINAC神戸は、昨季優勝の日テレ東京Vに2-0で勝ち、4季ぶりの覇権奪回へ好発進した。
両チームが前半から攻め合いながら、決定機を逃し続けて迎えた後半18分、INAC神戸は、GK大熊茜のロングフィードで左サイドを抜け出したMF愛川が中央へ折り返し、MF成宮が右足で合わせて先制。同43分には、FW久保田の右センタリングを新加入のFW吉田が右足で合わせ、追加点を奪った。
守っては日本代表「なでしこジャパン」の大熊茜が再三のビッグセーブ。主将のDF三宅史織らが体を張り、無失点に導いた。(初鹿野俊)