ドレスナーSCへの移籍が決まり笑顔を見せる姫路の秋本美空=TKP東京駅カンファレンスセンター(撮影・吉澤敬太)
ドレスナーSCへの移籍が決まり笑顔を見せる姫路の秋本美空=TKP東京駅カンファレンスセンター(撮影・吉澤敬太)

 バレーボールのSVリーグ女子、ヴィクトリーナ姫路は1日、日本代表の18歳、秋本美空(みく)が2025~26年シーズンにドイツ1部のドレスナーSCにレンタル移籍することが決まったと発表した。

 秋本は身長186センチのアウトサイドヒッターで、神奈川県出身。今年1月、全日本高校選手権(春高バレー)で共栄学園(東京)を19大会ぶりの日本一に導き、姫路に入団した。3月にリーグデビューを果たすと、強烈なスパイクを武器にチームの得点源として活躍し、プレーオフ進出に大きく貢献。ネーションズリーグを戦う日本代表にも選出された。

 母は12年ロンドン五輪銅メダリストの大友(旧姓)愛さん。(初鹿野俊)

【ヴィクトリーナ姫路】2016年、日本初のプロバレーボールチームとして発足。18年に前身のVリーグ2部(V2)に参戦し、翌年にV1昇格。V2に降格した23~24年シーズンは全勝優勝を飾った。24~25年に新設のSVリーグに参戦し、レギュラーシーズン6位でプレーオフ進出。24年12月の全日本選手権でクラブ初タイトルとなる皇后杯を獲得した。パリ五輪に出場した宮部藍梨(兵庫県尼崎市出身)らが在籍する。