バスケットボールBリーグ2部(B2)神戸の西村大介副社長と、在籍14年目を迎えるガードの道原紀晃(神戸市中央区出身)が26日、神戸市中央区の神戸新聞社を訪れ、梶岡修一社長に来季への抱負を語った。2026年秋に新たに始まるトップリーグ参入を前に、2人は今秋からの最後のB2で「必ず優勝する」と誓った。
神戸は4月に開業したジーライオンアリーナ神戸(神戸市中央区)での初戦で残り4秒で4点差を追い付き、延長戦で勝利。現場で見届けた梶岡社長は「何度見直してもすごい。今でも興奮する」と称賛し、立役者の道原は「一番いい判断ができた」と振り返った。
今季は西地区6位に終わり、来季に向けて実績のある即戦力を次々と補強。西村副社長は「かなり手応えがある。試合で魅了する自信があるので、毎試合満員にしたい」と言い、道原は「ホームではすべて勝つ勢いで戦い、兵庫県全体を盛り上げたい」と意気込んだ。(井川朋宏)