2028年のBリーグオールスターゲームの開催が決まり、喜びを語る神戸ストークスの渋谷順社長(右)=ジーライオンアリーナ神戸
2028年のBリーグオールスターゲームの開催が決まり、喜びを語る神戸ストークスの渋谷順社長(右)=ジーライオンアリーナ神戸

 バスケットボール男子のBリーグは19日、2部(B2)の神戸ストークスの本拠地で、今春開業したジーライオンアリーナ神戸(神戸市中央区新港町)で、2028年1月にオールスターゲームを開くと発表した。26年秋から始まり、神戸も参入するトップカテゴリー「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」の2季目。同リーグ発足後、関西では初開催となる。

 オールスターはシーズン中盤の毎年1月に開催する。同リーグが2027~28年の開催地を募り、5クラブが応募。評価基準に基づいて1位が名古屋、2位が神戸となり、2027年は名古屋、28年は神戸での開催が決まった。

 神戸は、新アリーナを中心とした地域創生の施策や、「復興から創造へ」を掲げたイベント、地域関連団体からの支援が評価されたという。Bリーグの島田慎二チェアマンは「神戸全体を盛り上げるコンセプトを評価した」と述べた。

 今年は千葉県船橋市のららアリーナ東京ベイであり、パリ五輪日本代表の渡辺雄太や富樫勇樹(ともに千葉ジェッツ)らが出場し、2日間で1万9千人超を集めた。次回は来年1月16~18日、B1の長崎ヴェルカの本拠地・長崎市ハピネスアリーナで初めて3日間にわたって開く。