兵庫県高校総体の決勝で神戸弘陵を相手にゴールを決め、駆け出す滝川第二の岡崎慎司(16)=2003年6月、神戸ウイングスタジアム
兵庫県高校総体の決勝で神戸弘陵を相手にゴールを決め、駆け出す滝川第二の岡崎慎司(16)=2003年6月、神戸ウイングスタジアム

 日本サッカー界が誇るストライカー、岡崎慎司(37)=宝塚市出身=の今季限りでの引退が発表された26日、飛躍の原点となった中学や高校時代を知る指導者が労をねぎらい、思い出を語った。

 岡崎は三田市立けやき台中学校のサッカー部に所属しながら、クラブチームの宝塚ジュニアFCでもプレーした。

 中学校で指導した奥雅喜さん(現・三田市立ゆりのき台中教頭)は「人を下に見ないから仲間も上手になった」と振り返る。朝練に顔を出し、放課後の練習も最後まで全うしてから電車で宝塚に向かったという。