明治期に稼働が始まった奥平野浄水場(神戸市兵庫区楠谷町)の地下に、れんが造りの配水池がある。126年の歴史があり、戦災や阪神・淡路大震災でも無事だったが、耐震性を強化するため取り壊して新築されることになった。三宮や元町といった繁華街への給水も担ってきた市内最古の配水池が、人知れずその役目を終えようとしている。(中村有沙)
■「次の100年も安定した給水を」
奥平野低層配水池は奥平野浄水場の地下にあり、アーチ状の天井が特徴的。縦約35メートル、横約30メートル、深さ約4メートルの水槽が三つあり、最大で計8970立方メートルの水をためることができる。























