明智光秀の菩提寺・西教寺の本堂に隣接する客殿。豊臣秀吉の伏見城の旧殿を移築した=大津市坂本5、西教寺
明智光秀の菩提寺・西教寺の本堂に隣接する客殿。豊臣秀吉の伏見城の旧殿を移築した=大津市坂本5、西教寺

 豊臣秀吉の弟・秀長を主人公にしたNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の舞台で盛り上がる滋賀県の玄関口・大津市が、ゆかりの地の発信に力を入れている。中でも秀吉のライバル明智光秀の菩提寺(ぼだいじ)・西教寺には秀吉の客殿(国重要文化財)があり、10日まで内部が初公開されている。唯一残る光秀の肖像画も展示されている。(津谷治英)

 西教寺は織田信長の比叡山焼き打ちで全焼。その後、坂本城を築いてこの地を治めた光秀が復興に尽力し、妻を埋葬した。光秀は信長を本能寺で討った後、山崎の合戦で秀吉に敗北。西教寺には光秀をはじめ明智一族の墓が建立され、当時のまま残る。