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 姫路市選挙管理委員会は8日、同日投開票の衆院選で、二つの投票所で投票用紙を1人に二重交付した可能性があると発表した。同市選管の交付ミスは、期日前投票を含め計4度となった。

 市選管によると、2カ所は林田こども園(同市林田町六九谷)と、香呂小学校(同市香寺町香呂)。

 林田こども園の二重交付は、小選挙区の投票用紙。本来は10枚の束をばらして机に置き、1枚ずつ投票者に渡す決まりだったが、午前10時半~11時ごろに投票者が殺到。机に並べる間がなく、担当者が束から抜き出した際、投票者1人に2枚を渡したとみられる。

 香呂小の二重交付は、比例代表の投票用紙。本来は国民審査との2枚一組で机に並べて一緒に渡す運用だったが、正午~午後1時ごろに混雑して並べる間がなく、1人に比例代表のみを2枚交付した可能性が高いという。

 いずれも残数が足りないことから交付ミスの恐れが浮上した。市選管は「選挙の公正性・信頼性に対する認識が不十分であったと言わざるを得ません。この点につきまして重く責任を受け止めております」とする木村達夫委員長名の謝罪文を出した。(有島弘記)