議会を終え、報道陣の取材に応じる斎藤元彦知事=神戸市中央区下山手通5、兵庫県庁(撮影・若林幹夫)
議会を終え、報道陣の取材に応じる斎藤元彦知事=神戸市中央区下山手通5、兵庫県庁(撮影・若林幹夫)

 兵庫県議会は22日、定例会本会議を再開し、告発文書問題の情報漏えいを巡って斎藤元彦知事が6月の定例会で提出した自身の給与を減額する条例改正案について採決せず、再び継続審議とすることを賛成多数で決めた。県提出の議案が2回連続で継続審議になるのは前例がない。漏えいを巡る知事の責任の所在は2度の定例会を経ても結論が出ず、長期化が続いている。