地方選挙
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 任期満了に伴う西脇市長選(10月19日告示、同26日投開票)に、新人でIT会社役員の大嶋俊英氏(63)が無所属で立候補する意向を固めたことが2日、分かった。近く正式表明する。同市長選には現職の片山象三氏(64)が4選を目指し立候補を表明している。

 大嶋氏は西脇市出身。日本大学法学部を卒業し、日本IBMの社員を経て、IT会社を創業。環境問題などに取り組む一般社団法人「アースパルKOBE」(神戸市)代表理事や、西脇環境づくり市民会議(西脇市)代表なども務める。

 大嶋氏は西脇市が昨年、有識者でつくる民間組織「人口戦略会議」が公表した「消滅可能性都市」に数えられたことを踏まえ、「市を持続可能にするための危機感や必死さに欠けている。行政をもっと元気にし、事業者や市民をリードする存在にしたい」などと話した。(金井恒幸)