厳しい日差しが照りつける中、ミストを浴びながら元気に駆け回る子どもら=31日午後、大阪市此花区の夢洲(撮影・大田将之)
厳しい日差しが照りつける中、ミストを浴びながら元気に駆け回る子どもら=31日午後、大阪市此花区の夢洲(撮影・大田将之)

 多くの小中学校で夏休み最後の日となった31日、大阪市此花区で開催中の大阪・関西万博会場には多くの親子連れらが訪れ、あちこちで子どもたちの歓声が上がった。

 8月下旬にもかかわらず、この日の日本列島は各地で危険な暑さとなり、名古屋で40・0度、大阪は37・8度を記録。兵庫県内でも20地点中15地点で35度を超える猛暑日となった。

 日傘などの暑さ対策が目立った万博会場では、ミストの噴き出るスポットが人気で、大人も子どもも笑顔で涼を取っていた。

 通期パスを持つ尼崎市立潮小学校4年の女児(9)は、大屋根リングの下で日本館への入場を待ちながら「いい夏の思い出になりました」と話していた。(大田将之)