マウンドに声をかける記録員の大和周矢さん=15日午前、西宮市の甲子園球場(撮影・丸山桃奈)
マウンドに声をかける記録員の大和周矢さん=15日午前、西宮市の甲子園球場(撮影・丸山桃奈)

 かつて甲子園のアルプスからチームを後押しした父に続き、長男はベンチでナインを支える。全国高校野球選手権大会で東洋大姫路の記録員を務めるマネジャー大和周矢さん(18)。父一司さん(63)は在校時、応援団の幹部として声をからした同校OBだ。父の励ましもあって裏方に回った周矢さんは「これから日程が詰まってくる。より選手の体調管理に気を配りたい」と意気込む。