地方選挙
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 任期満了に伴う西脇市長選(10月19日告示、同26日投開票)に、現職の片山象三氏(64)が31日、4選を目指して無所属で立候補することを表明した。

 片山氏は西脇市出身。同志社大商学部を卒業し、機械メーカー勤務を経て家業の繊維機械商社に入社。同社社長だった2013年、市長選に立候補し、初当選を果たした。17年の前々回、21年の前回選挙はいずれも無投票だった。

 片山氏は会見で、企業誘致や地場産業である播州織のブランド力向上に尽くしたと訴え「3期目は新型コロナウイルス禍もあり、やるべき課題がまだ山積している」と説明。利用低迷が続くJR加古川線の西脇市-谷川間について「県や沿線の丹波市、住民らとタッグを組んで堅持し、次世代につなぎたい」とした。

 同市長選への立候補表明は片山氏が初めて。(金井恒幸)