20日投開票の参院選で、兵庫選挙区(改選数3)には前回と並ぶ過去最多の13人が立候補し、全国屈指の激戦区となっている。神戸新聞社は13人の選挙公報に書かれた言説について、認定NPO法人「ファクトチェック・イニシアティブ」(東京)と同一の基準に基づき、真実性や正確性を9段階で判定した。
判定別に報告する。4回目の今回は「ほぼ正確」。
言説の一部は不正確だが、主要な部分に誤りがないと判断した言説は4件あった。(表は選挙公報の並び順、敬称略)
■判断理由の根拠としたデータは以下の通り。
【来住文男】
・JR西日本「ローカル線に関する課題認識と情報開示について」
【吉平敏孝】
・全国健康保険協会「令和7年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表
【多田ひとみ】
・2020年基準消費者物価指数内の参考表「主要国の消費者物価指数変化率」
注:総務省資料のイギリスの物価上昇率は、英統計局調査(3.5%)に基づく
【高橋秀彰】