「若い人は、被爆地で起きたことを次世代に語り継いでいってほしい」と語る福田昭二さん=加古川市内(撮影・斎藤雅志)
「若い人は、被爆地で起きたことを次世代に語り継いでいってほしい」と語る福田昭二さん=加古川市内(撮影・斎藤雅志)

 「加古川市原爆被爆者の会」会長の福田昭二さん(84)=同市=は4歳の時、母親と姉と長崎で被爆した。家族2人とともに大きなけがもなく生き延びたが、被爆地の惨状が脳裏に焼き付き、「しばしば夢で見てうなされる」と打ち明ける。(聞き手・津谷治英)