石川県輪島市で使われた避難所情報などの画面を前に語る兵庫県立大大学院の浦川豪教授=神戸市中央区脇浜海岸通1
石川県輪島市で使われた避難所情報などの画面を前に語る兵庫県立大大学院の浦川豪教授=神戸市中央区脇浜海岸通1

 兵庫県立大大学院減災復興政策研究科(神戸市中央区)が、防災科学技術研究所(茨城県つくば市)とともに能登半島地震の被災地・石川県輪島市の支援に取り組んでいる。進めたのは最新の被害規模や状況を「見える化」するアプリの開発。近年注目を集める「災害対応DX(デジタルトランスフォーメーション)」の一環で、市の業務を軽減させ、効率的な被災者対応につなげている。(上田勇紀)