サッカーＪリーグ１部（Ｊ１）ヴィッセル神戸のクラブ３０周年アンバサダーで、サポーターから「勝利の女神」と称されるアイドルグループ・乃木坂４６の五百城茉央さん（２０）＝神戸市出身＝が１７日、ノエビアスタジアム神戸（神戸市兵庫区）である鹿島アントラーズ戦の応援に駆け付ける。決戦を前に、「３連覇を懸けた大切な試合。一層、皆さんの気持ちを一つにして、いい一日にしたい」と意気込みを語った。
この日、ノエスタの最寄り駅、神戸市営地下鉄海岸線「御崎公園駅」がクラブカラーである深紅を基調に装飾され、除幕式に出席。駅の壁面にサインを直筆した。
テープカットは自身初めてだったという五百城さんは「ドキドキした。ヴィッセルカラー一色ですてきなセレモニーに呼んでもらい、いい一日が始まったと感じた」と笑みを浮かべた。
地元神戸について、ＪＲ新神戸駅に着くと「懐かしさもあり、原点の場所。空気がおいしく感じる」と言う。同駅を通過する時も「いつも降りたい気持ちになる」と愛着をにじませた。
これまで訪れた試合は、２０２３年９月のＣ大阪戦は１－０、昨年１２月の湘南戦は３－０、今年５月の岡山戦は２－０と３戦３勝ですべて完封勝ち。五百城さんは「すごく重要な試合なのでドキドキしている。全力で応援し、サポーターが一致団結できるようにお手伝いをしたい」と語った。（井川朋宏）
