地方選挙
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 任期満了に伴う神戸市長選(10月12日告示、同26日投開票)に、同市議の五島大亮氏(47)が立候補する意向を固めたことが7日、関係者への取材で分かった。同市長選への立候補が明らかになったのは、五島氏が初めて。

 五島氏は同市北区出身。星和台中学校から兵庫高校を経て、神戸商科大商経学部(現兵庫県立大)を卒業。公認会計士として事務所を経営している。

 2012年の衆院選で、兵庫2区(当時は神戸市兵庫、北、長田区)から無所属で立候補し落選。13年の同市議補選(北区)に無所属で立候補し初当選した。

 19、23年の同市議選は自民党公認候補として、いずれも北区でトップ当選し、現在4期目。市会で自民党会派に所属し、「大都市行財政制度に関する特別委員会」の副委員長を務める。

 五島氏は神戸新聞の取材に対し、「まだ何も決まっていないので、話せることはない」と述べた。

 神戸市長選を巡っては、3期目の現職久元喜造氏(71)は去就を明らかにしていない。共産党系の政治団体が候補者を立てる方針を固めている。日本維新の会の動向も注目される。(斉藤正志)