1995年4月1日。オリックスが本拠地グリーンスタジアム神戸(神戸市須磨区)にロッテを迎えた開幕戦は、3万人もの観衆で埋まった。2-2の八回表、2番手でマウンドに立ったのは高卒2年目の右腕、平井正史(49)。無失点に封じた直後にチームは勝ち越し、九回も抑えて勝ち投手になった。
その74日前、平井は選手寮で就寝中、激震に遭い「体が下から突き上げられ、思考が止まり、動けなかった」という。ライフラインは止まり、数日後に寮から避難した。
1995年4月1日。オリックスが本拠地グリーンスタジアム神戸(神戸市須磨区)にロッテを迎えた開幕戦は、3万人もの観衆で埋まった。2-2の八回表、2番手でマウンドに立ったのは高卒2年目の右腕、平井正史(49)。無失点に封じた直後にチームは勝ち越し、九回も抑えて勝ち投手になった。
その74日前、平井は選手寮で就寝中、激震に遭い「体が下から突き上げられ、思考が止まり、動けなかった」という。ライフラインは止まり、数日後に寮から避難した。