かなしきデブ猫ちゃんの原画38点が並ぶ会場。会場にはマルが登場した=神戸阪急
かなしきデブ猫ちゃんの原画38点が並ぶ会場。会場にはマルが登場した=神戸阪急

 愛らしい猫の絵画や雑貨などが一堂に会するイベント「まるごと猫フェスティバルin神戸2024」が、神戸市中央区の神戸阪急本館で開かれている。神戸新聞連載の創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」の原画展も人気を集めている。

 9階催場で今月4日から始まり、9日まで。猫雑貨やアクセサリーなどを扱う約50店舗が並んでいる。コラージュや岩絵の具など独自の技法で猫の愛らしさを引き出した絵画や、心癒やされるメルヘンの世界を描いた作品、ファンタジックな世界観を感じさせるヘッドピースなどが出展されている。

 中でも人気を集めているのが、かなしきデブ猫ちゃんの絵を担当する画家かのうかりんさんの原画展。第1、第2シリーズの原画38点が展示されており、7日には主人公・マルも会場に登場し、記念撮影会には長蛇の列ができた。

(藤原 学)