■桑田和子さん(63)=尼崎市=
「白内障」を発症していることが分かったのは60歳だった3年ほど前。一般的には発症には少し若い年齢のようなのですが、特に驚きはありませんでした。というのも、元々視力が落ちやすい体質らしく、眼鏡では矯正できないレベルまで視力が下がり、2012年に眼内にコンタクトレンズを入れるICLという手術を受けたのです。その時の医師から「もしかしたら白内障になるかも」と言われていました。
ICL手術後は半年に一度検査を受けていたのですが、9年後の21年3月、左目が白内障になっていると診断されました。何となく「見えにくいなあ」「白内障かな」と感じていたところでした。症状としては、左目だけ視界が薄暗く、ぼんやりして見えるような感じでした。