阪神・淡路大震災の発生から来年1月で30年となる。教訓の風化が懸念される中、震源地だった淡路島の小中学・高校で勤務する震災後生まれの正規教員のうち約8割が、防災教育を「不安で難しい」と感じていることが神戸新聞のアンケートで分かった。「人ごとのように伝わる」「説得力が劣る」と体験していないことを引け目に捉える声が目立ち、学校現場で継承が課題になっている実情が浮き彫りになった。
阪神・淡路大震災の発生から来年1月で30年となる。教訓の風化が懸念される中、震源地だった淡路島の小中学・高校で勤務する震災後生まれの正規教員のうち約8割が、防災教育を「不安で難しい」と感じていることが神戸新聞のアンケートで分かった。「人ごとのように伝わる」「説得力が劣る」と体験していないことを引け目に捉える声が目立ち、学校現場で継承が課題になっている実情が浮き彫りになった。