自身の被爆体験を語る堀内光枝さん。「生きている限り、戦争を知らない世代に伝え続けたい」と力を込める=尼崎市内(撮影・風斗雅博)
自身の被爆体験を語る堀内光枝さん。「生きている限り、戦争を知らない世代に伝え続けたい」と力を込める=尼崎市内(撮影・風斗雅博)

 11歳の時、長崎市内で被爆した堀内光枝(てるえ)さん(90)=尼崎市=は、10年余り前から、小学校などで被爆体験を証言する活動を続ける。かつて差別や偏見を経験しながら、それでも語る理由は明確だ。「子どもたちに伝えたい」(聞き手・勝浦美香)