座った状態で入浴できる設備について木下学社長(右)から説明を受ける斎藤元彦知事=洲本市小路谷
座った状態で入浴できる設備について木下学社長(右)から説明を受ける斎藤元彦知事=洲本市小路谷

 年齢や障害の有無に関係なく誰もが旅行を楽しめるよう兵庫県が独自に設けた制度「ひょうごユニバーサルなお宿」で、県内各地の34施設が第1弾の登録施設に決まった。斎藤元彦知事は4日、うちホテルニューアワジ(洲本市)の系列施設を訪れ、バリアフリー対応の客室などを視察した。

 同制度は、食事や移動のサポートといった全73項目を自己点検するなど、一定の要件を満たせば「宣言施設」となり、バリアフリー改修費などが補助される。計68施設が宣言し、さらに73項目のうち35項目以上をクリアすれば「登録施設」として認められ、専門家の助言なども受けられる。