「こうべキエーロ」を使った実演。収納ケースの両脇にある穴から適度に空気も入る=神戸市内
「こうべキエーロ」を使った実演。収納ケースの両脇にある穴から適度に空気も入る=神戸市内

■土に埋めるだけ手軽さ好評

 家庭から出る生ごみは、水分を多く含み、焼却時に通常より多くのエネルギーを使うため、二酸化炭素(CO2)排出量も増える。そこで注目されるのが、土の中の微生物によって生ごみを分解し、消してしまう処理器「キエーロ」だ。普及に力を入れる神戸市環境局に取材した。