11人が亡くなった2001年の明石歩道橋事故から21日で22年。警備の在り方を問うた民事裁判では兵庫県警の責任が認められたが、そこには妻子を残し早世した弁護士の奮闘があった。命を削るようにつかみ取った判決はその後の雑踏警備の在り方を変え、娘も法律家の道を目指し始めた。(松本寿美子)
11人が亡くなった2001年の明石歩道橋事故から21日で22年。警備の在り方を問うた民事裁判では兵庫県警の責任が認められたが、そこには妻子を残し早世した弁護士の奮闘があった。命を削るようにつかみ取った判決はその後の雑踏警備の在り方を変え、娘も法律家の道を目指し始めた。(松本寿美子)