7日に投開票された統一地方選前半戦の兵庫県議選、神戸市議選の結果を受け、県内の主な8党派が談話を発表した。
■自民党県連・谷公一会長
<現有議席守れず反省>
多くの方のご支援で力の限り奮闘したが、新たな空白区も生じ現有議席を確保できなかった。この反省と教訓のうえに、日常活動、有権者に信頼される訴えなどを強化し、必ず夏の参議院選挙勝利へと結びつけていく。
■立憲民主党県連・桜井周代表
<県会、第2会派目指す>
兵庫県会と神戸市会でそれぞれ議員を倍増させて、県会では第2会派を奪取するめどがたったことは大きな成果だ。しかし、落選した仲間もおり、残念無念。このメンバーで草の根からの民主主義を実践していく。
■国民民主党県連・井坂信彦副代表
<厳しい結果、見つめ直す>
投票率が過去最低となる中、落としてはいけない議員を失い、厳しい結果となった。政治家が目指すことと有権者が望むこととの隔たりをしっかりと見つめ直し、議席を頂いた議員を中心に、新しい答えを創り出したい。
■公明党県本部・赤羽一嘉代表
<一票の思い受け止める>
ご支援を頂いた党員・支持者の皆さまに心よりお礼申し上げる。当選を果たした全議員は一票に込められた皆さまの思いをわが思いとし、公明党のネットワーク力で課題解決にまい進し、県民の期待にお応えしたい。
■共産党県委員会・松田隆彦委員長
<増税中止や護憲に全力>
兵庫県議は現有5議席を確保。神戸市議は力及ばず3議席後退の9議席となった。皆さまのご支援に心から感謝し、消費税増税中止、国保料引き下げ、憲法9条擁護など選挙で掲げた公約実現に全力を尽くしていく。
■兵庫維新の会・室井邦彦代表
<後半戦へ組織引き締め>
県議9人、神戸市議10人の公認候補者が議席を獲得し、皆さまのご支援に感謝申し上げる。全候補者を勝利に導くことができなかったことを謙虚に受け止め、後半戦に向けて組織を引き締め、維新改革の歩みを進める。
■社民党県連・綿瀬和人幹事長
<虐待、貧困問題に注力>
厳しい選挙だったが党籍を持つ候補者を当選させることができ、皆さんの支援に感謝したい。虐待や子どもの貧困問題などに取り組み、子どもたちが安心して暮らせる社会にする。憲法を生かした政策も進めていきたい。
■新社会党県本部・上野恵司副委員長
<地域の声と議会結ぶ>
全員当選はならなかったが、神戸市会で現有2議席を維持、推薦の新人当選で新たな力を得た。ご支援に感謝する。希望の持てる暮らしの実現へ、訴えた政策に責任を持ち、地域の声と議会を結ぶ活動を一層強めたい。