化石の解析にも使われる設備。右手が指し示す辺りからエックス線が出て、手前の台に乗った試料に当たる=佐用町光都1、スプリング8
化石の解析にも使われる設備。右手が指し示す辺りからエックス線が出て、手前の台に乗った試料に当たる=佐用町光都1、スプリング8

 恐竜の生態や進化過程をより詳しく解き明かすため、大型放射光施設「SPring-8」(スプリング8、佐用町光都1)の利用促進機関・高輝度光科学研究センター(JASRI)と、福井県立大学恐竜学部が26日、人材育成や共同研究推進に向けた連携協定を結んだ。謎の多い恐竜の骨格や体の組織の解析技術強化や、研究者養成に向けた態勢構築を目指す。(佐藤健介)