佐用高校農業科学科(佐用町佐用)の1~3年生が育てるニワトリの卵「さよたま」を使った料理が9月、町内の小中学校と幼稚園の給食で提供された。厳選した餌と清らかな水で育ったニワトリの卵は味が濃厚で栄養満点。同30日には3年生2人が佐用中学校(同町本位田)を訪れ、さよたまの魅力やおいしさの秘密について熱っぽく語った。(村上晃宏)
佐用高では現在ニワトリ約千羽を飼育しており、1日約800個の卵を収穫する。トウモロコシを中心とした穀物と7種類のハーブを混ぜた餌をニワトリに与えることで、臭みがなくビタミンEが豊富な卵に仕上がるという。卵は住民に販売しているほか、町内の飲食店にも卸している。