児童たちと記念撮影するマル=猪名川町立楊津小学校
児童たちと記念撮影するマル=猪名川町立楊津小学校

 神戸新聞で連載中の創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」の主人公・マルが8日、猪名川町立楊津(ようしん)小学校(同町木津)を訪れ、2~4年生の児童と交流した。

 兵庫県内を巡るマルの旅は今年で3年目。現在、第3シリーズ「マルの怪盗Xを追え!」を掲載中で、マルは旅先の高砂市から同小学校に駆け付けた。

 同小では、かなしきデブ猫ちゃんを掲載する本紙や絵本などの読み聞かせに取り組んでおり、2年生5人、3年生3人、4年生13人の計21人がマルを出迎えた。図書室にマルが登場すると児童たちは大興奮。「好きな食べ物は?」「いつ兵庫にきたの?」など、マルに次々と質問をぶつけていた。

 最後にマルと一緒に記念撮影。4年生の徳長楓さんは「想像していたよりマルが大きくて驚いた。かわいく勇敢で、仲間(友だち)を大切にするところが大好き」と笑顔だった。(藤原 学)