医療ケアが変わる時、介護している家族は迷う。母も、私の気管切開や胃ろうをする時、迷った。今のままでもいいかも、と。そんな母に決断をさせたのは、ドクターの意見もあるが、先輩母たちの話だったらしい。同じ体験をし、決断してきた、カウンセラーの資格は持たない人のピア・カウンセリング。それが安心させ決心をさせてくれた、と母は言う。そして今は、話す側になっている。