多様な文化を理解しようと話し合う高校生ら=三木高校
多様な文化を理解しようと話し合う高校生ら=三木高校

 地域で暮らす外国人の意見に耳を傾け、互いの文化や生活のあり方を考える特別授業が15日、三木高校(三木市加佐)で開かれた。外国にルーツを持つ市民4人と同校国際総合科の1、2年生ら約70人が出席。互いに母国語ではない英語も使い、多文化共生社会の実現に向けて若者が思いを共有した。(大山伸一郎)

■「互いに足りないところを補い合いコミュニケーション取れた」

 三木市国際交流協会の協力で開催。授業に先立ち、河越恭子事務局長は市内在住の外国人が2842人になっている現状と、支援活動などを紹介した。同校と相互短期留学で交流し、市内にホームステイしている米シアトル郊外のキャミアック高校の生徒7人も参加した。