年輪を重ねて個性豊かに成熟した作品が並ぶ「グループしぶがき展」=堀光美術館
年輪を重ねて個性豊かに成熟した作品が並ぶ「グループしぶがき展」=堀光美術館

 三木市を中心に、自由な発想で創作に励む芸術家集団「グループしぶがき」の作品展が、同市上の丸町の堀光美術館で開かれている。1970年、3人の若者が始めた歩みは半世紀を超えて成熟し、多様な個性の光る84点が深みのある空間をつくり出している。22日まで。(大山伸一郎)

 結成当初は三木高校美術部の卒業生を中心に、絵画やポスターデザイン、写真などジャンルにとらわれず活動を開始。徐々に市内外の作家が参加するようになり、年末恒例の展示は今年で49回目を迎えた。