三木市中心部の岩宮、大塚、芝町、大手町、東條町、滑原町が宮入りする岩壺神社(同市岩宮)の秋祭りが、19、20日に行われた。宵宮では湯の山街道周辺の6地区の屋台に、若宮八幡宮(同市宿原)の宿原屋台も加わっての「総練り」を、中央公民館(同市本町2)前で披露。美しい装飾と、冷たい雨を吹き飛ばす勇壮な練り合わせ。各町そろいの法被姿と観衆で埋まった旧城下町には、祭りどころ三木の誇りと熱気があふれた。
19日午後0時半、府内町の平山町交差点に6地区の屋台が集まった。地区内を練り歩く前の出立式では、屋台年番を務める東條町の中塚広憲区長が「今日明日と神様に感謝し、安全に、けがのない祭りに」と氏子たちに呼びかけた。