盲導犬をパートナーとする視覚障害者らが登壇したステージイベント=湊川公園
盲導犬をパートナーとする視覚障害者らが登壇したステージイベント=湊川公園

 盲導犬や視覚障害者についての理解を深めるイベント「国際盲導犬デーinKOBE」が、兵庫区の湊川公園で開かれた。ステージイベントや盲導犬体験歩行ができるコーナー、盲導犬のデモンストレーションなど多彩な催しがあり、ボランティアや市民ら延べ約4500人が楽しんだ。

 毎年4月の第4水曜日が「国際盲導犬の日」であることにちなみ、西区の兵庫盲導犬協会が2001年から開催している。

 24回目の今年は4月29日にあり、盲導犬になれなかったり、引退したりした約50頭も入場。ステージでは、盲導犬をパートナーとする視覚障害者らが登壇し、犬の性格や家での生活、引退するまでの過程などを語った。

 協会によると、盲導犬の候補となる子犬を約10カ月家庭で預かる「パピーウォーカー」のボランティアが減っているという課題があるという。協会が担当する子犬は毎年20頭程度で推移しており、盲導犬になれるのはこのうち1~2割にとどまる。

 協会は年間30頭を目標に掲げており、訓練主任を務める上村真衣さんは「ボランティアが増えれば、盲導犬になる犬も増える。ぜひ協力をしていただきたい」と呼びかけている。