神戸新聞で連載されていた創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」の兵庫編3部作最終シリーズ「マルの怪盗Xを追え!」の絵本の贈呈式が19日、神戸市灘区の成徳小学校であった。
神戸市中央区の学習塾「エディック・創造学園」が2023年から毎年、兵庫県内の全公立小学校と義務教育学校、特別支援学校計約800校にシリーズ作品を贈っている。
3回目の今回は、中島竜也社長が成徳小を訪ねて贈呈。「デブ猫はストーリーもよく考えられているし絵も親しみやすい。本を読む楽しさを多くの子どもたちに知ってもらえれば」とアピールした。
県小学校長会長を務める赤木裕之校長が受け取り「作品には兵庫県内各地が出てくる。絵本を読んで地域の良さに気づいてほしいし、行ったことがない地域にも想像力を広げてもらいたい」と願った。(三宅晃貴)