親子連れらが震災への備えなどを学んだ=中央区東川崎町1
親子連れらが震災への備えなどを学んだ=中央区東川崎町1

 阪神・淡路大震災の発生から30年を前に、防災・減災を考える催し「親子でぼうさい」が11日、中央区東川崎町1、神戸新聞本社ビルの報道展示室「ニュースポート」で開かれた。

 ニュースポートの展示がリニューアルされたことに合わせて、神戸新聞子育てクラブ「すきっぷ」の地域イベント「すきっぷサロン」(和田興産協賛)の一環として実施した。

 神戸新聞の長沼隆之・論説副委員長は、全壊した自宅で家具の下敷きになった経験に触れ「命を守るため、家具や本棚を固定して倒れないようにしよう」などとアドバイスした。

 ワークショップでは、新聞紙のスリッパ作りや、ゴミ袋のレインコート作りに挑戦。本紙連載中の創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」震災編の読み聞かせや、備蓄品として使える缶詰などのプレゼントもあった。(武藤邦生)