神戸市内に残る戦跡をまとめた冊子「神戸平和マップ」の増補版が発行された。新たに確認した防空壕(ごう)跡などを追記し、市内9区の総数は約300カ所に上る。来年は戦後80年。「神戸平和マップをつくる会」事務局長の小城智子さん(72)は「若い世代が戦争について考える手掛かりになれば」と話す。(田中真治)
小城さんは小学教諭時代から平和学習に取り組み、退職後の2012年から、マップ(A3判四つ折り)を区ごとに作成。17年に全9区が完成した。学校の要望を受けて、保管しやすい冊子版も19年に発行した。
神戸市内に残る戦跡をまとめた冊子「神戸平和マップ」の増補版が発行された。新たに確認した防空壕(ごう)跡などを追記し、市内9区の総数は約300カ所に上る。来年は戦後80年。「神戸平和マップをつくる会」事務局長の小城智子さん(72)は「若い世代が戦争について考える手掛かりになれば」と話す。(田中真治)
小城さんは小学教諭時代から平和学習に取り組み、退職後の2012年から、マップ(A3判四つ折り)を区ごとに作成。17年に全9区が完成した。学校の要望を受けて、保管しやすい冊子版も19年に発行した。