新ルールに沿って表示が改善されたバス停留所の案内図(神戸市提供)
新ルールに沿って表示が改善されたバス停留所の案内図(神戸市提供)

 神戸・三宮で乗り合いバスを運行する事業者らが企業の垣根を越え、停留所の案内表示の共通ルールをつくった。三宮では再整備事業が進む中、乗り場の分かりにくさが課題になっていた。2025年の大阪・関西万博を目指して新ルールに沿った表記へ統一し、増加を見込む観光客らに対応する狙いだ。(井沢泰斗)

 新ルールでは三宮の各鉄道駅を中心とし、東西南北に約50カ所あるバス停留所を5エリアに分け、アルファベットと数字の組み合わせで表示する。

 例えば駅北側は六甲山にちなんだ緑色で「N(North)」、南側は神戸港をイメージした青色で「S(South)」と表記。三宮バスターミナル周辺は紫色の「B」を使用した。