兵庫が熱戦の舞台となる「第２８回全国高校女子硬式野球選手権大会」。神戸弘陵学園（神戸市北区山田町小部）の連覇で幕を閉じた今大会で、創部間もない高校が悲願の「夏１勝」をつかんだ。昨年春に新設されたばかりの神戸国際大付属（垂水区学が丘５）女子硬式野球部。初戦敗退した前回大会の悔しさをばねに、部員一丸で「熱い夏」を駆け抜けた。（森下陽介）
昨年４月に選手１２人、マネジャー１人で創部し、現在は２０人が所属。中学時代に軟式野球で実績を残した選手たちだが、硬式の壁は想像以上に高かった。大きな目標を胸に挑戦した昨年夏の大会。島根中央（島根県）との初戦で、２－１０でコールドゲーム負けを喫した。
