今年2月で紙面掲載が終了した創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」と、作中エピソードとして描かれた播州織ブランド「タマキニイメ」(西脇市)がコラボした色鮮やかな美しいショールが、神戸新聞社のECサイト「いいモノがたり」で販売されている。
同童話は、愛媛新聞での「愛媛編」に続く「兵庫編」として、主人公のオス猫マルが2022年に兵庫に上陸。約3年をかけ、県内41市町を旅し、読者に勇気や元気、兵庫の魅力を届けた。
タマキニイメがモチーフとなったのは、兵庫編第2シリーズの「マルの真夏のプレゼント」。マルが親友のケンタを励ますため、勇気が出るという播州織のストールを探す中、物語の重要なキーとなる西脇市の播州織工房で、タマキニイメ代表の玉木新雌さんを思わせるネコのデザイナー「ニーメ」が登場する。玉木さんが作品世界に共鳴し、作中でのコラボが実現した。
大判(全長180センチ、幅105センチ)と小判(全長118センチ、幅44センチ)が販売されており、大判のショールは、マルがニーメに背中を押され、ファッションショーに出演したシーンの絵柄。もう一つは、国内最大級の草食恐竜「丹波竜」の化石で知られる丹波市で、マルが丹波竜の「ぴーちゃん」とお別れしたシーン。どちらの大判ショールも、首に巻いた際の色彩を考えて作られており、絵柄を広げた時との印象の違いもポイントだ。小判の青いショールは、主人公マルのトレードマークである青いストールをイメージしている。首元にぴったりのサイズ感で、初めてショールを楽しむ方にもオススメ。
いいモノがたりでは、連載終了を記念して、デブ猫感謝祭を実施しており、大判ショールは定価1万6500円(税込み)をセール価格1万3200円(同)、小判ショールは定価2200円(同)をセール価格1760円(同)となっている。問い合わせはフォーム(https://iimonogatari.kobe-np.co.jp/Form/Inquiry/InquiryInput.aspx)へ