■北朝鮮で終戦を迎えた 石原弘子さん(93)
校庭に響く玉音放送を、ぼうぜんと聞いていた。咸興(ハムフン)(現北朝鮮)の日本人向け女学校に通っていた石原弘子さん(93)=姫路市飾西=は、13歳のときに終戦を迎えた。「よく意味は分からなかったけれど、戦争に負けたことだけは分かった」。放心状態となった自分の姿が今も脳裏に残る。(藤本賢市)
■38度線越えるため倉庫で待機 深夜に出発合図、3時間歩き突破
■北朝鮮で終戦を迎えた 石原弘子さん(93)
校庭に響く玉音放送を、ぼうぜんと聞いていた。咸興(ハムフン)(現北朝鮮)の日本人向け女学校に通っていた石原弘子さん(93)=姫路市飾西=は、13歳のときに終戦を迎えた。「よく意味は分からなかったけれど、戦争に負けたことだけは分かった」。放心状態となった自分の姿が今も脳裏に残る。(藤本賢市)
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