グローリーの表情認証技術などを活用し、脳の認知機能を推定するAIアプリが金融機関で実用化された(三菱UFJ信託銀行提供)
グローリーの表情認証技術などを活用し、脳の認知機能を推定するAIアプリが金融機関で実用化された(三菱UFJ信託銀行提供)

 表情や会話から脳の認知機能レベルを推定するAI(人工知能)アプリを、貨幣処理機大手「グローリー」(姫路市下手野1)と順天堂大学(東京)、日本IBM(同)が共同開発した。高齢者らが金融商品の取引や運用を安心して行えるように、2月から三菱UFJ信託銀行の本店営業部や梅田支店など主要6店舗で実用化されている。(金 慶順)