華道の準師範で、日ノ本学園高校(兵庫県姫路市香寺町香呂)をこの春卒業する日向悠太さん(18)が、若者に華道の魅力を知ってもらおうと、自身の流派「成燦(なき)流」を立ち上げた。今後は大学に通いながら、交流サイト(SNS)などで発信に取り組む。(成 将希)
■その名も「成燦(なき)流」、オンライン指導へ
日向さんは幼い頃、祖母の茶華道教室についていったことがきっかけで生け花に魅せられた。華道を始めて12年目となる今年2月、指導が許される準師範の免許を取得した。ただ当初、日向さん自身は高校卒業を機に華道をやめるつもりだったという。