祖父の宮田浩さん(左)、叔父の朋英さん(右)も着用した衣装で、太鼓をたたく乗り子を務める田代銀冬さん(中央)=武大神社
祖父の宮田浩さん(左)、叔父の朋英さん(右)も着用した衣装で、太鼓をたたく乗り子を務める田代銀冬さん(中央)=武大神社

 魚吹八幡神社(姫路市網干区宮内)の秋祭りが21日に始まった。大津小学校6年生の田代銀冬(ぎんと)さん(11)は祖父・叔父から受け継いだ衣装を着て、屋台で太鼓をたたく「乗り子」を務める。レンタル衣装も珍しくない今、3世代で同じ衣装を着用するのはまれ。田代さんは「腕が折れてもたたき続ける」と意気込む。