付箋に案を書いて話し合う姫路商業高校と「イナバンガ北中央校」の生徒=7月下旬、フィリピン(姫路商業高校提供)
付箋に案を書いて話し合う姫路商業高校と「イナバンガ北中央校」の生徒=7月下旬、フィリピン(姫路商業高校提供)

 防災や減災の課題について考えようと、姫路商業高校(姫路市井ノ口)「地域創生部」の部員3人が7月末、自然災害の被害が多いことで知られるフィリピンを訪問した。地震や台風を体験した語り部から話を聞き、現地の高校生らとも議論。成果を「気候変動・防災アクションプラン」としてまとめ、今後の活動に生かしていくという。(成 将希)

 同部は昨年から、教諭同士の交流があった宮城県農業高校と共同で災害食を開発・販売するなど、高校生の視点で災害の記憶を語り継ぎ、備えを呼びかけている。