転倒を知らせる「ミライアイ」の管理画面を前に、システムの仕組みなどを説明するグローリーの和気勝さん=姫路市下手野1
転倒を知らせる「ミライアイ」の管理画面を前に、システムの仕組みなどを説明するグローリーの和気勝さん=姫路市下手野1

 人の骨格から姿勢を把握するAI(人工知能)画像認識技術を応用し、貨幣処理機大手のグローリー(姫路市下手野1)が開発した転倒検知システム「ミライアイ」の活用が、北九州市の福祉施設で始まった。天井のセンサーが入居者の動きを検知し、施設職員に専用アプリで通知。職員はすぐに居室のライブ映像を確認できるといい、負担軽減につながっている。