動物の骨を煮込んだ日本では珍しいだしの専門店が西宮市にある。だしは「ボーンブロス」と呼ばれ、高い栄養価や健康効果から欧米などで人気が広がる。同店は国内各地から牛や鶏などの骨を独自に調達。作ったスープは、健康志向の人たちを中心に支持を集める。世界的な人口増で近い将来、タンパク源の不足も危ぶまれる中、新たな食材として、骨の普及に力を注ぐ。（谷口夏乃）
「クオン オダシ ラボラトリー」。甲子園球場の西、新甲子園商店街の一角に工房兼店舗を構え、代表の石本雅代さん（５０）＝同市＝自らが製造する。
牛や鶏の骨から「だし」 高栄養価で健康志向、欧米で人気 西宮の専門店「新たな食材に」
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